詩：声楽・合唱・音楽、からだにいいこと：SSブログ

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室生犀星詩集　 [詩]

　室生犀星の詩には、障子に映る影絵、あるいは和紙に描かれた水彩画のような詩と、凍りつくような厳しい孤独が表現された詩とがあるように思う。私はどちらのタイプの詩も好きで共感できて、暗誦するほどは読んでないけど、孤独を感じるようなときはぱらぱらとページをめくる。好きな詩の書かれているページに付箋紙をつけていったらちょっと本が不恰好になってしまった。萩原朔太郎と同時期の人で、詩風が似ているとも言われているようだけど、私は室生犀星の方が好き。すんなりと私の感覚に沿ってくる。